Research

講師

室山佑希(医学博士)

Yuki Muroyama

研究分野

病理学、トランスレーショナル・メディシン、免疫学

研究テーマ

組織レジリエンス解析を取り入れた新しい病理診断アプローチの開発と個別化医療への応用

所属学会

日本病理学会
日本臨床細胞学会

研究概要

病理診断に「組織レジリエンス(resilience:回復力)」という新しい視点を取り入れ、個別化医療や治療戦略へとつなげることで、より包括的な新しい病理診断の枠組みを確立することを目指しています。従来の病理学では疾患そのものの主に形態学的特徴を正確に把握することに重点が置かれてきましたが、同じ組織型であっても、臨床経過は個々人で異なることから、個人が持つ回復力(レジリエンス)が重要な役割を果たしていると考えられます。
病理学、トランスレーショナル・メディシン、免疫学各分野の診療・研究経験を活かし、組織レジリエンスを定量化する臨床応用可能な手法を開発して、病理診断に組み込むことにより、疾患の正確な診断に加えて、患者本来の回復力を評価し、診断や治療に活用できる包括的な診断基盤の構築することを目指します。

SiRIUSのPrincipal Investigatorとして、以下の課題の解決を目指していきます

  • 組織レジリエンスと治療反応性を結びつけ、個別化医療を推進すること。
  • 組織レジリエンスの動態を解明し、早期介入やがん予防に役立てること。
  • 臓器や組織を超えたヒトのレジリエンスの体系的理解を深めること。

正確な病理診断に、患者さんの回復指標としてのレジリエンスを統合することで、最適な診断と治療戦略の構築を支援し、治療効果を高め、個別化医療のさらなる発展に貢献していきたいと考えています。

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