助教
Takahiro Horiuchi

運動、糖・脂質代謝、加齢、肥満、臓器間ネットワーク
1) 運動時の糖・脂質代謝制御機構の解明
2) 肝臓の代謝制御を標的とした、加齢性運動能低下を改善させる手法の開発
3) 肝臓の代謝制御を標的とした、運動時の減量効率を向上させる手法の開発
日本内科学会
日本糖尿病学会
日本内分泌学会
日本肥満学会
日本動脈硬化学会
日本生化学会
日本分子生物学会
運動は、糖尿病や肥満などの代謝疾患の中心的な治療法であるのに加え、心血管障害、サ
ルコペニア、骨粗鬆症、がん、認知症、うつ病など様々な疾患への予防・治療効果が知ら
れています。しかし、日常的にも医療現場においても広く行われている運動が、なぜこのように多岐にわたる代謝改善効果をもたらすのかは十分には明らかにされておらず、どのような運動がそれぞれの疾患に最適かも十分な科学的根拠はない状況です。
私の研究では、マウス・ヒトを対象として、運動時の代謝を解明するとともに、それを制
御することによって運動による代謝改善効果を最大限に引き出すような新たな治療戦略の
開発に取り組みます。
1) 運動時の糖・脂質代謝制御機構の解明
安定同位体を用いた代謝フラックス解析を駆使し、運動時において、エネルギー源である
糖や脂質がどのように作られ、どのようにエネルギーとして使われるかを、個体レベルで
明らかにします。
2) 肝臓の代謝制御を標的とした、加齢性運動能低下を改善させる手法の開発
加齢時には、運動能が低下することで、様々な疾患の引き金となります。糖新生などでエ
ネルギーを供給する肝臓の代謝制御を行うことで、加齢によって低下した運動能を向上さ
せる新たな手法の開発を目指します。
3) 肝臓の代謝制御を標的とした、運動時の減量効率を向上させる手法の開発
肝臓は脂肪から供給されるエネルギー源を利用し、運動中にグルコースなどを産生します。
そのような機構を制御し、同じ運動を行なっても減量効率が上がるような新たな治療戦略
の開発に取り組みます。
本研究では、上記の研究テーマを中心に展開し、運動時の代謝動態を解明するための基盤
的な知見の解明を目指すとともに、肝臓を標的とした代謝制御による新たな治療法の開発
に取り組みます。
https://researchmap.jp/horiuchi_tohoku